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M&A成功実例 事例3

譲渡企業K社譲受企業Y社
業種食品卸売業食品製造業・卸売業
従業員数10名40名
売上高10億円40億円
理由後継者難顧客拡大、商品力強化

K社は長年食品卸売業を営んでいる。
現在のK社社長は2代目だが、先代社長との血縁関係はない。先代社長に後継者がいなかったこともあり、当時経営幹部であったK社社長がその手腕を見込まれ、2代目社長となった。
以後頑張ってきたK社社長だったが、60代半ばとなり、体力的にも精神的にも社長業を続けていく自信が薄れてきた。
昨今の経営環境の変化から、徐々にではあるが、売上高も減少を続けている。
K社社長は最近、新たな事業展開の必要性と次世代への承継という2つの問題に頭を悩ませていた。

一方Y社は、食品製造・卸売業を営んでいる。
Y社社長は創業者であり、業界の革命児でもある。最近ではチャネルの枠を超え、飲食業進出も果たした。今後はもう一段階上の発展を目指している。

会計事務所の仲介により、Y社はK社の全株式を取得することになった。

(メリット)
K社Y社
  • 後継「社」が確保された。
  • Y社の主要顧客であるスーパーへ自社商品を供給できるようになった。
  • 将来的には財務面で心配があったが、Y社という後ろ盾ができた。
  • K社の得意分野(魚の切り身)が加わったことで、商品力が高まった。
  • K社の主要顧客である公的機関へ自社商品を供給できるようになった。
  • グループ売上高が旧来の1.25倍となり、一段階上の発展も視野に入るようになった。

中小企業と中堅企業のM&A事例である。
今後の事業展開に不安があり、後継者難でもある中小企業。他方、優秀な成績を収めながらも、スピード経営の時代にさらなる発展を望む中堅企業。両社の思惑が合致し、今回のM&Aは成約に至った。

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